アパート経営News!
2022.04.14
繁忙期が消えた⁉
4月を迎え、例年でいえば繁忙期を過ぎて閑散期といわれるお客さんが減る時期に突入しました。しかし、今年はなにか様子が違います。まだまだ問い合わせが減らないのです。これはいったい何が起きているのでしょうか。
まず、今年の繁忙期2～3月の繁忙期は例年と比べてそこまで問い合わせが多くありませんでした。要するに、意図的に入居時期をずらしている人たちが多くいるということです。これは賢い選択といえます。今までは4/1入居を希望する人たちが大変多く、空き部屋がなかったり、3/31に退去する部屋も多く修理が間に合わなかったりで本来の希望とは違う部屋にやむなく入居する人も多くいました。しかし、実は人気な部屋の空室が増えるのは4月以降なので、ここで部屋探しをした方が理想どおりの部屋が見つかることが多いです。これに気づいた人たちがいるということですね。そしてこれに気づいた一番大きな存在が「派遣会社」です。現に、三河屋本舗の管理物件で5/1入居予定の部屋が10部屋ほどあり、すべて派遣会社からの申し込みです。最近の派遣会社は昔と違って質の良いところも多いので今まで派遣会社をNGとしていた方もご一考ください。この変化から何がわかるかというと、繁忙期が過ぎてもまだまだチャンスは残っているということです。
この変化をどう生かすか？
繁忙期が過ぎても空室を埋めるチャンスがあるということをどのように生かすか。繁忙期中は不動産屋も、工事業者もメーカーも大忙しです。そのため、工事が繁忙期中は間に合わなかったり、工事代が高かったり、繁忙期をすぎてしまうくらいなら、と質の悪い入居者を入れてしまったり家賃を思いのほか下げてしまったりしがちです。これらのマイナスな行動をする必要が今後は無くなるかもしれません。